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楽しく感じなくなったら

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心がけたいこと

うつ病は、再発しやすい特性を持っています。治療により症状がおさまると、以前と同じように家事や仕事ができると頑張りすぎてしまいます。そのことが、再びうつの症状を現出させるリスクを高めがちです。回復期をこえて、仕事などへの復帰を目指す時期に入るときには、元の生活に戻るリズムを整えながらも、予防策が必要になります。そのために、原則として、疲れをためずに、上手に休息をとることが大事になります。日本人は、休みに対して罪悪感を覚えがちです。15分を1つの単位として、自分にとって何分休息が必要かを考えると、だらだらせずに休息できます。また、何事も抱え込みやすい人が、うつ病を発症しやすいです。そのため、少しでも大変だと感じたら、手伝いを求める、あるいは出来ないことは出来ないと伝えることが大切です。そして、近親者との離別や病気、ライフスタイルなど環境の変化にも注意が必要になります。変化したことに対して、急いで対応しようとせずに、そのうち慣れてくるというスタンスでいることが大事です。うつ病の症状がピークを迎えている時というのは、幸福感自体を失います。誰かに親切にされても、気持ちが先立ちイライラするのも典型的な症状です。気分転換で外に出かけることさえも恐怖に感じてしまい、引きこもりがちになります。このように、うつになると以前は出来ていたこと、楽しいと感じていたことが、鬱陶しくなり、そっとしておいてほしいという気持ちが強くなります。その一方で、哀しくて、寂しくて、誰でもいいから優しくしてほしいという、複雑な気持ち抱いていることも多いです。特に、子どもの場合は顕著で、甘えたがる傾向にあります。そして、うつ病というのは、行動力を極端に奪います。最終的には、仕事だけでなく、プライベートの楽しみも、喜びも全て奪って無感情な状態にしてしまう病気です。こうなると、一般に言うストレス解消法は通用しない状態です。重症化を避けるためにも早期受診が必要です。加えて、治療過程でもこのような状態に逆戻りすることは、多々あります。医師と連携しながら、再発防止に取り組むことも大事です。